【衝撃】「博多大砲ラーメン」替玉が出来ない豚骨ラーメン屋が中洲に存在…
2019年6月21日

他店の食レポ

「博多大砲ラーメン」福岡中洲に馴染みがある人なら一度は目にした事があるであろう有名店である。私は生粋の博多っ子であるが、今回初訪問。

ワクワクしながら細長いカウンター席へと座り、ラーメンを注文しようとメニュー表を見て衝撃が走った。

なんと、替え玉が無いのである。

博多のラーメン屋で初めての体験だった。「博多で、豚骨ラーメン屋で、替え玉無しでやっていけるのか？」と思った。

しかし、そんな心配をよそにひっきりなしにお客さんは訪れ、店内は常に大盛況。

替え玉がなくても連日満員御礼。博多の老舗「博多大砲ラーメン」その人気の秘密に迫る。

博多大砲ラーメンとは？

「博多大砲ラーメン」とは昭和39年から営業している老舗ラーメン店である。

国体道路というこのエリアでは有名な道路沿いに、でっかく「大砲ラーメン」と看板を掲げてあるので知っている人も多く、中洲の名物店と言えるかもしれない。

ちなみにお店がある辺りは地元の感覚で言うと中洲だが、住所的には福岡市中央区春吉。実は博多でも、中洲でもないｗ

同名の久留米ラーメンとは無関係の店

似ている屋号で「久留米大砲ラーメン」があるが全く別系列のお店だ。カリカリの背脂は無く、味わいもコッテリというよりあっさり目。

博多の豚骨ラーメンと久留米の豚骨ラーメンは、似ているようで若干違う。久留米ラーメンをイメージしている人はご注意を。

博多の味覚をご賞味あれ。

「博多大砲ラーメン」のラーメンの味は？

お店の前は、この辺では誰もが通る国体道路。風情がある屋台の様な外観はいつも見かけ気になっていたのだが、今回念願の初訪問。

ドキドキしながら暖簾をくぐってきた。

替玉だけでなく大盛も出来ないので要注意！

冒頭でも触れたが、まずお店に入ってビックリするのが「替玉・大盛していません」の注意書き。

福岡で豚骨ラーメンを食べれる店は数多くあれど、替玉も大盛もできない店はかなり珍しいんではなかろうか。

場所柄、飲みの〆に立ち寄るお客さんが多いのと、小さい店舗で回転率を上げるためだと思われる。味・立地が揃っているから出来ることだと思うが、個性的で素敵である。

メニューは至ってシンプル。

• ラーメン　￥600
• チャーシューメン　￥800
• チャーシューメン＋ネギ　￥900
• ネギラーメン　￥700
• おつまみチャーシュー並　￥600
• おつまみチャーシュー小　￥400

全て税込表記で、これに瓶ビール￥600と日本酒￥400があるくらいだ。

替玉ならぬ「お代わり」をしている人がいて驚いたｗ

チャーシュー麺(￥800)を食す

200円増しでチャーシュー麺を注文。

スライスされたチャーシューと、細切れに切られたチャーシューのコントラストが美しい。

チャーシューはしっかりと味がしみて美味しいやつだ。替玉できないのが惜しまれるが、食べごたえ充分である。

スープはオーソドックスな豚骨スープ。

しっかりと煮出されたスープは、豚骨の良い香りと旨味が十分に味わえる。

これと言って特別な味付けはされてない感じだが、ストレートな豚骨の旨味がうまい。紅ショウガがよく合った。

麺は博多の細麺の中でも、更に細いタイプ

カタで注文したが、それほどコシのあるタイプの麺ではなく、柔くなるのは早め。飲みの〆用に消化に良いタイプにしているのかもしれない。

硬めが好きな方にはバリカタがオススメだ。

「博多大砲ラーメン」の店舗情報

外観
住所	福岡市中央区春吉3-12-37
電話番号	非公開
営業時間	17：30～翌5：00
定休日	日曜日

交通量も人通りも多い国体道路沿いにあるため、駐車場も自転車やバイクを停めれるスペースもない。人通りに気をつけながら、さっと入ろう。

店内はカウンターのみの小さいお店なので常に混雑しているが、回転率は早いと思うので、満席でもそれほど待たずに入れると思われる。

電車の場合は福岡市営地下鉄七隈線「天神南」駅６番出口から徒歩５分、貝塚・福岡空港線「中洲川端」駅１番出口からは徒歩７分。

西鉄バス「春吉」「南新市」バス停から共に徒歩４分で行ける。

「博多大砲ラーメン」口コミ・レビューのまとめ

最後に、ネット上の口コミ投稿のまとめを紹介させていただく。「Googleのクチコミ」と「食べログ」から引用させていただいた。

麺は色白細麺、デフォルトの麺は食感も相応に残ってて、シンプル王道な九州スタンダードタイプ。スープの絡みも良くって、口の中に飛び込んできます。次回は、「カタ」で発注しても旨そうな雰囲気(⌒-⌒)。

40代の頃、博多出張時に食べたのがこの大砲ラ－メン。
久留米の大砲ラ－メンとは違い比較的あっさりめでした。
どちらかというと長浜ラ－メンに近いかな？

素朴で飾らない味が懐かしい。現代の新しいラーメンを食べ慣れてるから、たまにはこういった昔ながらのラーメンを。忘れてはいけない原点である。

コメントの中には、やはり久留米の大砲ラーメンと混同している人も見受けられた。久留米の大砲ラーメンとは全く別のお店なので注意していただきたい。

まとめ

少し距離はあるが、「恭や」も同じ国体道路沿い。

「大砲ラーメン」よりも１kmほど博多寄り、キャナルシティ博多のスグ近くで頑張って営業しているので「恭や」もどうぞよろしくお願いいたします。

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